配偶者ビザを取得するにあたって、入国管理局の審査は大変厳しくなっています。真正の結婚であるにもかかわらず、不許可になってしまう事案が跡を絶ちません。配偶者ビザを取得できると、在留活動に制限がないため、就労ビザや留学ビザなどと比べてメリットはとても大きいです。そのため、偽装結婚が跡を絶たず、過去の記事には、東京入管による集中的な実態調査により、配偶者ビザ申請の半数が偽装結婚であったとした報道もあります(2002年5月21日毎日新聞)。多くの相談を受けていて、本当に残念なことですが、「本物の結婚なのだから、当然、配偶者ビザを取得できる」という考え方が成り立たないのが、現実になってしまっています。 |